第57回 有馬記念【GI:中山・芝2500M】 予想

これが終わると、競馬ファン的には「ああ、今年も終わりだなあ」と実感させるレースですね。
正直、このレースは相性がよろしくないというか、そもそも今年は笑えるぐらい秋冬G1外しまくってるので、最後ぐらいは当てたいところ。

まずは、印を。
◎13番 ゴールドシップ
〇09番 ルーラーシップ
▲03番 スカイディグニティ
△07番 ダイワファルコン
△11番 トゥザグローリー
△15番 ナカヤマナイト

ゴールドシップ
過去の菊花賞馬と有馬記念の相性の良さは、今さら語るまでもありませんね。
長距離適正で菊だけ勝てた……みたいな微妙な菊花賞馬ですら、過去にはここだけ好走した例もちらほら。
さらに、皐月賞も勝っているうえに週末は天気も悪化予想。後ろから捲る脚質だけが唯一懸念されますが、ウチパク騎手がうまく乗ってくれると信じて本命。

ルーラーシップ
「シップ」サインが……ってのは置いといて。
ここまで秋2戦していずれも3着。いつもの出遅れ癖で後方追走しての結果ですから、安定して強い馬ですね。
今回、先入れの奇数番である9番を引いてしまいましたが、陣営は矯正馬具の導入を検討しているようです。ブリンカーのように劇的に変わるものでもないでしょうが、出遅れさえしなければ強力な末脚で圧勝してもおかしくないですね。
ゲートの出が全てでしょう。2番手評価にしたのは、その1点に尽きます。

▲スカイディグニティ
古き良き……というにはまだそこまで昔でもないでしょうが、ブライアンズタイム×ノーザンテーストという、昔からの競馬ファンにとっては思わず「ニヤリ」としてしまうような血統ですね。
血統面では、十分に実績のある血統です。また、典型的な上り馬で勢いも〇。
スミヨンなので、尻込みする事もないでしょうし、陣営は重馬場もOKというコメントを出しています。セントライト・菊と2着続きですが、勝ったのはフェノーメノゴールドシップという顔触れですから、むしろよく善戦したというべきでしょう。

△ダイワファルコン、トゥザグローリーナカヤマナイト
ナカヤマナイトは名前の通り、中山巧者。それだけでなく、中山2500Mと父ステイゴールド産駒は好相性。
トゥザグローリーは秋2戦不発ですが、いずれも自分から走るのをやめたような印象。
疲れはほとんどないはずです。やる気次第。
ダイワファルコンは、母ダイワルージュダイワメジャーダイワスカーレットと有馬で好走した兄妹の姉。裏路線で疲れもそこまでなく、勢いで突き抜けられれば……といったところ。

はてさて。